- ホーム
- 治療の流れ
治療の流れ
治療前の検査
![本態性振戦の一般的な治療法](/uploadfile/fus/images/process_0101.jpg)
CTスキャンで頭蓋骨の様子を検査します。
MRIで脳の様子を撮影します。
![本態性振戦の一般的な治療法](/uploadfile/fus/images/process_0102.jpg)
医師は治療前にCTの画像とMRIの画像を合わせて熱凝固する位置を決定します。
医師は治療できるか否かの判定を行います。
治療の準備(治療室入室前)
![治療の準備(治療室入室前)](/uploadfile/fus/images/process_0201.jpg)
髪の毛をそりおとします。
![治療の準備(治療室入室前)](/uploadfile/fus/images/process_0202.jpg)
頭を固定し治療の際に位置がずれないようにするフレームという金属の 枠を頭に装着します。
治療の準備(治療室内)
![治療の準備(治療室内)](/uploadfile/fus/images/process_0301.jpg)
治療室に移動し、治療用のテーブルの上に仰向きに横たわります。治療は通常3〜4時間程度かかります。
![治療の準備(治療室内)](/uploadfile/fus/images/process_0302.jpg)
頭部のフレームと治療用ヘルメットを接続し頭が動かないよう固定します。
治療開始
![治療開始](/uploadfile/fus/images/process_0401.jpg)
気分が悪い、違和感がある、などを知らせるためのスイッチを、治療する手とは逆の手に持ちます。
![治療開始](/uploadfile/fus/images/process_0402.jpg)
MRIの中に入っていきます。
治療は意識が覚醒した状態で行います。
![治療開始](/uploadfile/fus/images/process_0403.jpg)
ターゲット確定のために30分〜1時間をかけてさらに精密な脳のMRI画像を撮影します。
治療中
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0501.jpg)
医師は治療中のさまざまな反応を確認します。このために治療は麻酔をせず覚醒したままで行います。
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0502.jpg)
医師からのさまざまな動作の要望にご対応ください。
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0503.jpg)
各種のテストを繰り返します。
ふるえ症状や感覚異常の有無を医師へお伝えください。
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0504.jpg)
医師はふるえ症状改善と副作用の有無を確認しつづけます。
最適な治療の熱凝固を行う部位を最終決定します。
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0505.jpg)
徐々にトライアルしながら、凝固の温度を上げながら状態を確認していき ます。
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0506.jpg)
治療用ヘルメットから発する超音波(左図の黄色い線)を、ターゲット部位(数ミリのサイズ)の一か所に集め、ターゲット部位の温度を54〜60℃に上げて熱凝固(ゆで卵状態)し、ターゲット部位を治療します。
治療終了
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0601.jpg)
すべての治療プロセスが終わったら、頭部のフレームをはずし、治療効果の確認のため再度MRIで撮影します。
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0602.jpg)
治療が終わったら病棟に戻ります。
入院日数については医師と相談ください。
退院後
![治療中](/uploadfile/fus/images/process_0701.jpg)
定期的に外来での診察を受けることとなります。スケジュールについては医師と相談ください。