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MRガイド下集束超音波治療(FUS)について

 

MRガイド下集束超音波治療(FUS)とは

MRIで正確な治療部位や温度を確認しながら、1,024個の超音波発生素子が装着された治療用ヘルメットで、ピンポイントの治療を行います。

超音波は頭蓋骨を貫通するため、従来の手術療法のように頭蓋骨に孔をあける(穿孔する)必要がありません。そのため出血や感染症のリスクは少ないと考えられます。 MRI(磁気共鳴画像装置)を併用するため、治療中にも正確な治療部位と温度が分かります。治療中は患者さんと医師が対話しながら、安全性と効果を確認します。

MRガイド下集束超音波治療は、本態性振戦による手のふるえなどの症状を軽減させるための治療法です。病気そのものを治すものではありません。

MRIで正確な治療部位や温度を確認しながら、1,024個の超音波発生素子が装着された治療用ヘルメットで、ピンポイントの治療を行います。

MRガイド集束超音波治療の特徴

MRガイド集束超音波治療の特徴

放射線被曝がない
穿孔や機器の埋め込みがなく体への負担が少ない
MRIでリアルタイムに正確な位置と温度を確認しながら治療を行う
治療中、医師と状況を対話確認しながら超音波照射、効果判定を行う